札幌市議会議員 松原淳二

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第3回定例市議会(9/17~11/6)

掲載日:2016.01.14

第3回定例市議会(9/17~11/6)

第一部決算特別委員会では
・改正公職選挙法への対応

・マイナンバーセキュリティ対策

・防火安全対策 など

について質問に立ちました


スプレー缶類の火災防ぐ 穴開け不要、全市実施は早い時期に判断


 清田区の一部をモデル地区に10月から行っている穴が開けられていない状態のスプレー缶やカセットボンベなどの回収について、市は、モデル地区の収集で得られたデータを踏まえ、「全市実施については、できるだけ早い時期に判断したい」と答えた。

 現在、スプレー缶類をごみに出す場合、穴を開いているものを、4週に1回の「燃やせないごみの日」に収集し、委託業者が1台の機械で破砕・ガス抜き処理している。しかし今年5月に市内でスプレー缶の穴開けが原因と思われる火災事故で2人が死亡したほか、ごみ収集車の火災も多発。市はスプレー缶類の出し方の見直しを検討し、清田区の一部で試行的に、穴を開けない状態のものを週2回の「燃やせるごみの日」に、ごみ収集車に取り付けたカゴに入れて回収している。

 これを全市で実施した場合、スプレー缶の量が膨大になり、処理が追いつかないと指摘。これに対し、「スプレー缶の排出量を精査するとともに、処理体制の規模や手法など、経費的な側面も考慮しながら検討していく」とした。

 また、消火装置を取り付けたごみ収集車の運用を11月から始め、モデル地区で「燃やせるごみの日」に変更したことによる火災発生状況の変化なども調査し、直営・委託車両への消火装置の必要性を見極めていくとした。



開票ミスを防止 確認作業を徹底


 4月の統一自治体選挙で開票作業のミスやトラブルが発生したことを受け、今後の防止策を質問。市は、投票・開票事務を行う職員を対象にした説明会などを通じ、作業手順の周知と確認作業の徹底を図るほか、票の持ち帰りを防ぐための注意点やチェックポイントを検討していくと答えた。

 厚別区の開票所では、市長選で500票に満たない束を500票として計算したものが1束あり、中央区では、市議選で、投票者数に対して投票用紙が56票不足し、投票者が持ち帰ったと思われるものとして処理した。いずれも開票作業を進めるうちに、投票者数と投票数にかい離があることが判明。終了目標時刻に対し、1時間から3時間半程度の遅れが生じた。

 また、選挙権年齢の引き下げに伴い、昨年度に市内の1校で実施した高校生向けの出前講座について、希望校が増えた場合の実施体制を質問。市は、「道選管が講義部分、市が模擬投票部分を受け持ち、役割分担をしながら実施している」と述べ、今年度は日程の重ならない限り、要望のある8校全校で実施したいと答えた。




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